昨日、神戸市主催の六甲全山縦走大会に参加してきた。
約、15年ぶりのチャレンジ、1ヶ月ほど前に宝塚→六甲山最高峰→有馬までを余裕をもって歩けたので、無理をしなければ歩き通せるのでは期待しての挑戦だったが、、、結果は大変残念だが、15:30頃 摩耶山でリタイアを決断した。
悔しい気持ちと、コンディションが悪かったという天候を恨む気持ち、準備不足だったという気持ち、できることは全部やったから仕方ないという気持ち、なんだか恥ずかしいという気持ち、挑戦した自分を認めよう、現実を受け止めることに意味があるのではないか??等々、いろいろな感情が未だに頭の中を巡っている。
改めて現時点で感じていることを書き出しておこう。
<準備について>
現状、納得できる範囲での準備をしたと思う。
申し込みをしたのは8/6なので、3ヶ月の準備期間はあった。長時間、山を歩くためのトレーニングをすることはできたが、それはしなかった。休日に体力的に厳しい山歩きはせずに、オートバイでのツーリング旅行を優先したのだ。
その代わり、荷物が軽くできるようにバックパックを新調したり、シャリバテを避けるために補給、怪我に備えた装備、などお金を使ってできる対策は全部した。
当日も公共交通機関での移動ではスタートが遅くなってしまうので、5時にスタートできるようにオートバイで現地入りした。
前日の早朝に、スタートの須磨浦公園に行って駐車場の位置確認、寒さ具合の確認、トイレの状況なども確認した。
長時間、長距離歩くトレーニングをすれば結果が変わったかもしれない。でも限られた時間の中で、したいことは他にもあったので、ここは悔いていない
<当日の天候>
昨日は雨だった。雨中、55km六甲山のハイキングコースを歩く想定は十分できていなかったと今は思う。
まずは服装について。前日に下見に行った際には、ハイカーとトレランをする人がいて、少し歩いてみた感じでは、トレランのウエアで臨む方が良さそうに感じた。だが天気予報は雨、走る前提はないのでランニング系に寄せるのは寒いのではないか?と感じた。
結果的には、ハイキング系のウエアに寄せた。雨については小雨前提で、上はレインウエア、下は撥水性がある程度あるトレッキング用のパンツ、シューズは透湿性をもったゴアテックスの履き慣れたミッドカットのハイキングシューズにした。公道を歩く時間帯もあるので軽い傘も用意した。
バックパックは重たくなるので、トレラン用のベスト(前面にボトルが2本入るタイプ)にした。
コースはぬかるみもあり、いつも以上の大渋滞をおこし、前に進めない場所も多かった。追い抜きのできるエリアでは、走って時間を稼いでいる人もいたが、自分は最初から走らない前提だったので、普通に歩いていた。
雨は想定以上に強かったので下半身はずぶ濡れでパンツが張り付き、足さばきが制限されたし、シューズは水の溜まった長靴状態になってしまった。
トレラン用のベストには雨天時のカバーはなかったので、水を吸って重たくなってしまった。ウエストポーチは防水性のあるオートバイ用のものを使ったので貴重品は濡らさずに済んだけれど、全体に的に失敗している感じがある。下半身もレインウエアと靴に水の入らないようにゲーターを付けて、ザックも雨用のカバーのあるものにするべきだったかもしれない。
<タイムマネージメントについて>
オートバイを使い、5時にスタートしたにもかかわらず、摩耶山に着いたタイミングで2時間以上後にスタートしている赤鬼に追いつかれてしまった。(実際に赤鬼はフルで歩くわけではないと思われる。チェックポイントの足切りタイムから歩き始める印象)
2時間早くスタートして、途中でトイレ以外は、休憩もほぼ取らずに歩いていたにも関わらず、摩耶山で赤鬼に追いつかれた原因は、前半で渋滞したのに走ってリードを守ることをしなかったことに起因していると思う。緩やかな下りは走った方が良かったし、そのような装備で望むべきだったかも知れない。ただ、膝を痛めてしまったのでどうするのが正解だったのか未だ分からない。。。
<膝を痛めた理由は?>
ぬかるみを長時間歩いていたことが原因なのは間違いないが、普段こんなに悪いコンディションでハイキングをしたりはしないので、どうすれば良かったのかは分からない。
<山歩きの楽しさ>
山歩きには準備フェーズでの知的な楽しみがある。想像力を働かせて、必要なものを準備をするのは楽しい。一方で歩く時は、少しでも登山の目的や当日の天候にあった装備で、山では景色を楽しむなど快適に時間を楽しく過ごしたい。六甲山全山縦走はタイムを競うレースではない。過酷な登山でもない。距離は長いが、ロングハイクであり六甲を愛する人の集いなのだと私は思っている。1万円近いエントリー費用を払ったので、当日に参加辞退することは考えもしなかったが、身体にダメージを抱えて、雨が酷く、リタイアして自尊感情も失い、罰ゲームに参加したような気持ちにもなっている。
<これからの自分に>
15年近く前に達成できたことが今回は達成できなかった。歳を重ねたから仕方がないことなのか?1つの結論として受け止めて、気持ちに整理をつけて行くのが良いのか?
膝さえ持てば、時間制限がなければ、自分は最後まで歩けたのか?
昨日は制限時間をオーバーして、膝も痛くなり、坂が登れなかった。天気が良い日に、膝を守る準備をして、再挑戦すれば55kmを歩ききれるのだろうか、、、それとも自分はもう六甲全山縦走を達成するのは無理なのだろうか?
これでいいのか?って思う。