準備できていないけど言い訳なしで

明日は東京マラソン。充分に準備できなかったのでとても緊張している。
最後のフルマラソンは、震災前の那覇ラソンだったかな。。。思い出せない。
多分5時間以上走る(歩く?)ことになると思うから、いろいろ考えるんだろうな。
30km過ぎて身体が動かなくなることが怖い。
36歳で初めてフルマラソンに挑戦した時の記録。5年も経ったのか、、、でも遠い昔。

1-5km 33'02
最初の1kmの入りが6'30/kmできれいに入れたので、ウォーミングアップのつもりでしっかり走る。給水で止まってしまい大幅ロスしたが調子は悪くない感じだった。天気が良く暑い。
5-10km 31'59(1:05'02)
体がほぐれてきたので6'30/km以上にならないように落ち着いて走る。暑い。
10-15km 32'44(1:37'46)
後半にかけて若干スピードが落ちる+10秒程度だったのでペースの維持を意識。km表示が見える毎にスピードを上げてラップを調整する。
15-20km 35'18(2:13'05)
明らかに疲れが出てきた。水分補給は十分だったが暑さのせいかと思う。7'00/kmで普段のランニングペースに落ちる。給水所で頭から水をかぶる。抜かされる回数が増えたと思った時にはペースがダウンしていた。
21-25km 50'00(3:03'05)
水をかぶったら、おなかを冷やしてしまいトイレに駆け込む。前の人が無音の割りには、やたらと長いのでイライラ。半分走っての休憩とあきらめて待つ。トイレの後もペースは落ちる。確か7'30/kmくらいで走っていたのではないか?25kmの時点で3時間を越えていて、帰宅ラン(25km)のペースと大して変わらないので、今振り返ると良くわからないがなぜだかショックを受ける。
25-30km 43'52(3:46'58)
完全に足が止まる。8'30/kmを超えはじめる。一応、歩いてはいないのだが、走っていると言えるようなスピードでもない。とにかく残り10kmまで粘って完走しよう、と思い始める。気持ちと体が分離するような感覚になる。ペースが落ちたので、一気に足きりが気になり始める。9'00/kmで計算すると、5kmが45分。こんなペースあり得ない。。。第四関門は辛うじてクリア。
以降記録なし。
係りの人から、第五関門までの距離は4.2kmと言われる。時間は40分ある。第五関門をクリアすれば、もう足きりはないし 9'00/kmでもなんとかなるからボチボチ行こうと思い走る。。。ペースは落ちる一方で、周りは走っている人と歩いている人が半々。給水時には完全に立ち止まるようになる。
西湘バイパスに入る。坂を上れない。周りは歩く人が多く、歩けば使う筋肉も違うし、9'00/kmのペースでも歩けるだろうと歩きに切り替える。坂を上りきってから、また少し走った。(多分35kmの手前くらい)急に足が止まる。歩こうとしても蛇行してしまうので、その場に座り込んだら全く動けなくなってしまった。時計を見て第五関門をクリアするのが無理だと分かり、走るのをやめることにした。というか、走れなくなってしまった。
リタイアする。
大型バスにピックアップしてもらう。車内は満員だが皆無言。立っているのもしんどいので座りたくなる。
会場に到着。降りるときに60歳くらいのおじさんが倒れた。
以上、私の初フルマラソンのチャレンジは終わった。
■反省
あらためて振り返ってみると練習で25km以上の距離を走ったことがなかった。予想より早く失速したのは事実だが、現状の実力からしたら妥当な結果なのかもしれない。
30km以降の辛さは想像以上だった。4.2kmを40分なんて普段の練習だったら超楽勝のペースなのにね。長い距離を一度に走る練習が充分でなかったと思うので練習で30km以上の距離をしっかり走れるようになってから次のフルマラソンの挑戦したい。
体重が減らせられなかったのもよくなかった。特に最後の調整期に暴飲暴食してたし。まだ長距離走る筋力もできていないと思うので、減量すべきか迷うが大会に出て、確実に完走したければ今より10kgくらいは体重を落としたほうが良い。走りながらの補給も効果はあったが、消費に追いつかない気がする。
■最後に
応援いただいた皆様に良い結果のご報告ができずに大変残念ですが、約10ヶ月のトレーニングで確実に体が変わってきている手応えを感じています。最後の最後の一番苦しいときは、本当になにも考えられなくなってしまいましたが、今まで会社の人や友人に励ましてもらったことや、以前の日記を含めてコメントいただいたことは、私の力になったと思います。あらためてありがとうございます。
最後に、ショックが大きかったのでリタイアしたことを家に電話することにしました。電話に出た娘に「お父さんリタイアだ。。。」と報告したら、娘が「おかーさん、お父さんリタイアだってー。」と嫁さんに伝え、さらに電話の向こうで嫁さんが「なんでー、リタイアしてんのー。」とダミ声で言っているのが聞こえてきました。
時間も金もたくさんつぎ込んで、リタイアなんてアホか?という意味のダミ声だと思います。。。事実だけに辛いところです。はぁー。
くそっ完走したかった。