少し前に母の誕生日があって67歳になったとのこと。親父は71歳。
親父は初老というより老人っぽくなってきている。お袋も歯が悪いのか、話すときにどこかから空気が抜ける感じで滑舌が悪い、と今日は話していてそう感じた。

お袋は、身近に心配事がなくなっているからだと思うが、最近は自分たちが死んでしまった後のことを色々と気にかけているような発言が増えている。
親父は「死んだ後のことは残った人が考えてやればいい。別にどうして欲しいということもない。」と言うのだが、お袋はそういう感じでもなく「孫は女の子ばかりなので将来的に墓は一族でひとつにまとめた方がよい。」とか、、、そういうことが気になっているようだ。。。あと「ガラケーじゃなくてスマホを使ってみたい。」と言っていた。
親父は「目的もないのにスマホにする必要はない。」と母に言っていた。父の携帯にはここ半年で2,3回しか電話がかかってきていないらしい。遊びに誘ってくれる友達もいないし、私を含め子供たちも親父に用事はほとんどないので親父岡の携帯に電話することはない。。。

私は両親と話すのが好きなので、単身赴任先から自宅に帰ってきた際には、かならず実家に顔をだして両親と話をしている。隔週で顔を出している感じだ。
妹も復職して、2人の子供の保育園への送り迎えを両親に助けてもらっているので、ほぼ毎日実家には顔を出しているようだ。
弟は実家のそばに家を建てているので本来であれば一番近くにいるはずなのだが、タイに単身赴任しているので年に1回帰ってきたときに顔を出すくらいになっている。

一緒に暮らさないまでも、困ったときにいつでも顔を出せるところに住んでいられれば、それくらいがいいんじゃないの?と思っている。
私にとっては、「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」ではないな、と思う。