あの時の仲間たち

先週、京都に赴任してから約1年半ぶりに東京に出張した。

色々と行きたいところ会いたい人はいるけれど、今回は昔の職場の仲間たちと最終の新幹線までの酒を飲んだ。

30台半ばになる元部下たちと自分、こんなご時世でもみんなそれぞれの場所で成功をしていて、3人はマネージャにプロモーションしていた。残る1名もそのうちそれ相応の職責を担うことになるのだろうと感じた。

それぞれ結婚したり、子供ができていたり、家を買っていたり、話題は仕事や私生活いろいろだったけれど、どれもがこれからのこと、まだまだどこかに登っていく内容が多かったように思う。あれがしたい、こうなりたい、もっと儲けたい、、、なんだろう眩しいし、いいじゃん、みんな頑張れよって感じだった。

一緒に仕事ができたこと、こうやってまた誘ってもらえて一緒に酒が飲めること、ありがたいと感じた夜だった。

私は、私で、家のローンは多少残っているし、これからも何かをしたいと思う、でもどこかに向かってますます登っていくような感覚はない。

まだまだ自分の中にあるものを感じながら、何かに抗うことは続けるんだろうと思う。

それが何かは、今はまだよく分からない。