はじめてのワーケーション

4泊5日のワーケーションから帰ってきた。

どこにも行けない!という鬱々とした気持ちはすっかりなくなってくれたので、当初のワーケーションの目的は達成できた。

今回は一軒家に宿泊してきた。

宿泊先には、冷蔵庫や調理道具、洗濯機、掃除機など、長期滞在に必要な道具が一揃あった。滞在中、朝食以外は主目的でもある気分転換のために外食(飲み歩き)にしていたので、今回はキッチンの設備を活用する機会はほとんどなかったけれど、自炊することで支出を抑えることは可能だと思った。

日中時間帯は普段と変わらず仕事をしていたので、4泊5日で観光旅行をしているのと比べて、時間の過ぎ方がかなり違うと感じた。起床してから普段の生活と同じルーチンで勤務に入り、途中ランチで外出するものの、基本は夕方まで仕事モードでいる感じだった。これは在宅勤務と変わらない。

日中の時間帯の満足度に関しては、仕事をしているので、自宅(自分の場合は別宅)との環境の差が評価のポイントになる。

今回、持って行ったのは普段使いのPCよりスペックが若干劣る会社貸与のノートPCと、Web会議用のJabraくらいだった。宿泊先には、外付けのモニタやキーボードはなく、机も椅子も自宅よりチープなもので使い勝手はあまりよくなかった。照明も天井のシーリングライトだけだったので普段より手元は暗かった。。。

行く前から分かっていたことだが、仕事をする上で最小限必要なもの(電源、机、椅子、Wi-Fi環境)はあるけれど、これまで自分のスタイルに合わせて整備・改善され続けてきた自宅の仕事環境とは比較にならない。特に今回、一番残念だったのはネットワーク環境だった。11acの無線LANの環境は準備されていたが、0365やZoomなどのクラウド系のサービスの通信が(理由は分からないが)安定せず、早々にWi-Fiルータをレンタルすることにした。

気分転換のワーケーションだったので、17:30頃には仕事に区切りをつけて毎晩飲み歩いていた。普段は1時間待ちが当たり前の、有名なおでん屋にも今回はすんなりと入れた。

緊急事態宣言の対象の地域ではないが、片町(金沢の繁華街)の人出はこれまで行った中で一番少なかったように感じる。人の少ない繁華街はやはり寂しいね。飲食店エリアをフラフラと歩いて営業中のお店を一通り覗くと、7,8割席が埋まっているところがあるので、今回はお客さんが比較的いる店に入るというお店のチョイスをした。

結果、寿司、焼き肉、おでん3店と、かなり偏った食事になってしまったが、ハズレは少なかったし、最終日の地元の人で賑わうチープな居酒屋は、金沢らしい味付け料理と、地元の日本酒を楽しめた。

夜の時間帯の過ごし方は、ジム、銭湯、YouTubeSNSチェックが、この4夜は、ただの飲み歩きに置き換わったので体調は悪くなってしまったかもしれない。

京都に戻ってきてから、1週間ぶりにジムに行って身体を動かし、食事も自炊に戻して胃腸の調子を整えようとしているが、まだ体重計には怖くれて乗れていない。